電動アシストママチャリ

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北摂の天狗岩

先日実家に帰った際、ひまができたので北摂最難関とも言われる 通称「天狗岩」に電動アシストママチャリで行ってみました。 天狗岩は通称としては定着しているものの肝心の岩が見つかっていないという謎のスポットです。 コース自体は府道43号線から茨木高原カンツリー倶楽部へのアクセス路です。 なお、用もないのに入ってくるロード乗りが迷惑だったようで 門から先は立入禁止となっています。 走らせて頂いているという感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。

天狗岩コース自体は距離2.5kmくらいなのですが、 実家から行くと府道110号が曲がっているところが起点の 距離10km標高差600mくらいのけっこうなヒルクライムになります。 下の方は最大勾配5%程度なのですが、 府道43号への左折から最大勾配10%程度に跳ね上がります。 天狗岩区間は前半きつく16%の表示が何回か出てきますが後半は緩いです。

うちのママチャリの弱った6.6Ahバッテリーでフルアシストでは 最後まで持たないことが明白なので 天狗岩区間に入るまではエコモードで温存してみました。 が、府道43号へ入る手前でひと目盛り減りました。まずいです。 天狗岩に入ってからは15%級のところだけフルアシストにして 途中からは残量表示が点滅状態でなんとか最上部までたどり着くことができました。

走行時間は下が25分、府道43号区間が8分、天狗岩区間が17分でした。 それでも帰ってきたら特に疲労していることもなかったです。 うちのロード34x25Tで行ったら疲労困憊するか、途中で燃え尽きたと思います。 やはり電動アシストの威力は凄いです。 なお、行ったのは土曜だったのですが、 ロードは死ぬほど見かけましたがママチャリは私だけでした。 バッテリー容量の大きい最近のモデルならば下からフルアシストでいけると思います。 姉が通勤に使っているので改造はできないんですが、 もう少し細身のサドルでフラットバーならもっと楽になるんですがね。

2022年7月19日

林道車作線

実家の電動アシストママチャリのバッテリーは6.6Ahと、あまり容量がありません。 おまけにけっこう劣化していて、長押しの自己診断では4/5点灯です。 というわけで容量アップした13.2Ahの中古をヤフオクで調達しました。一応5/5点灯です。 普段乗っている姉によると片道3.5kmの通勤で2往復→4往復になったそうです。 年末帰省した際に試してみましたが確かに以前よりかなり持つ感じです。

まず阪急富田駅の辺りを経由して府道115号線で萩谷へ。 バスの終点あたりから林道萩谷岡山線に入ります。 どんどん勾配がきつくなって林道西浦線の分岐のところのゲートまで標高差約400mです。 最後は20%くらいあると思いますが、電動アシストなら楽勝です。 以前だと萩谷分校跡で既に点滅していたんですが まだ1点灯でそこそこ残量があるようです。 実力はわかったのでこの日はそこから引き返しましたが、 自転車は北の方に抜けることができるようです。

途中、萩谷総合公園の少し下から以前から気になっていた林道車作線に入りました。 ここから竜仙峡方面に抜けることができます。 どうということのない全舗装の林道でしたが森が深く雰囲気はいいです。 ほぼ平坦で最後だけ急な下りだったので逆から入った方が楽しめたようですね。

抜けた後安威川沿いに下ろうとしたら、安威川ダム建設の影響で通行止めで、 ここは北へ上り返して府道46号で下るのが正解でした。 だいぶ水の入って来た安威川ダムを見物して家に帰って走行距離は32km。 獲得標高は700m弱で結局残量表示は1点灯のままで点滅せず。まだまだ走れそうです。 ちなみにアシストモードはほぼエコで、岡山線だけオートにしました。 次は林道萩谷岡山線を北へ抜けてみようかと思っています。

2023年1月5日

林道岩井谷線

林道萩谷岡山線を走ろうかと思ったのですが、 萩谷側のゲートに行ってみると「自転車も駄目です!」の掲示が。
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年明けに行った時には無かったような?見落としていたでしょうか。 またの機会に反対側から入ってみようかと思います。

気落ちして帰る途中にマップを見ていたら萩谷集落北端から東に抜ける林道があるようです。 行ってみると看板が。どうやら「いわいだに」と読むらしいです。
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萩谷側からだと標高40mほど上って後は下りの全線3.5kmのダートでした。 掲載にあたってネットで調べた限りでは この林道をフラットダートと紹介していることが多いのですが、 私がこの日走った限りでは雨で掘られたかなりガレた路面でした。 ママチャリのタイヤでは飛ばすとパンクの可能性が高いのでほぼ全部徐行でした。 最後は林道市後谷線に合流し芥川の管理釣り場のところに出ておしまい。

このエリアは網の目状に林道があるのでまた探索してみようかと思います。 気になるのは近年熊の目撃情報が多発していること。 熊鈴つけて走った方がいいかもしれません。

2023年3月15日

TB1eで赤城ヒルクライム

前橋市は上毛鉄道沿線の3か所で電動アシストクロスバイクのTB1eをレンタルしています。 「あかぎcogbe」と称しています。 私がロードで行くとかなりきつそうですが、 電動アシストなら無理なくいけそうなので連休の谷間に行ってきました。

赤城ヒルクライムの公式コースは県道4号と76号の交差点「上細井町」から50m地点がスタート、 大沼手前の赤城山総合観光案内所がゴールです。 公式サイトによると距離20.8kmで標高差は1313mです。 これだとフルアシストでは登頂前に電池切れが起きそうです。 調べたら前橋市まちづくり公社というところが登頂の指南書を公開しています。 平地はアシスト弱で移動して、上り始めたらアシスト中、 姫百合駐車場通過時に30%以上ならゴールまで持つそうです。

新幹線で行くとけっこう高いのでバイクで上武道路を使って大胡駅へ向かいました。 駅構内で割引クーポンをスキャンしてポートへ。 9台あったと思いますが残量90は3台くらいだったかな。 前カゴとボトルケージ装備で気が利いてます。 タイヤの空気圧が低めだったのでポンプ持参推奨。英式アダプタを忘れずに。

残量の推移は以下のようになりました。

アシスト中でギアを2速に固定すれば必ず余裕をもって楽々登頂できると思います。 なお、ローギアが足りなくなったロード乗りを数人抜きました。 前カゴ付きのクロスバイクに抜かれて心が折れたと思います。

上毛電鉄は朝ラッシュを除いて自転車をそのまま持ち込めます。 私以外にもママチャリ持ち込んだおばちゃんがいました。

で、あかぎcogbeなんですが、苦戦しているようです。 公式サイトで貸し出し状況がわかるんですが、 GW中に何度か確認しましたがほとんど利用されていないようです。 私が利用した大胡駅のポートでも並んでいるTB1eはどれもうっすら蜘蛛の巣が。 原因はいくつか考えられますが、 利用者目線だと独自の会員登録が必要なのが最大のネックになっている気がします。 おまけに1アカウント1台しか借りられません。 あと、観光用途にしては予約ができないというのはどうなんでしょう。 面白い試みだとは思いますが残念ながら近い将来のサービス停止は不可避ではないでしょうかね。 やっているうちにチャレンジできてよかったと思います。

2023年5月6日

利根川水系の起点の碑

鴨川に行った翌日、中川と綾瀬川の起点の碑に行きました。

中川は厳密には利根川水系に属していて荒川水系ではありません。 ただし河口部で荒川と合流していますし、中川水門でも繋がっているので 荒川水系の親戚みたいなもんだと思います。 ロードで荒サイ下流を走りたいときは左岸の 江戸川競艇場(なんとコースが中川そのもの)まで往復することが多く、 私にとっては馴染みの川なので行っておかねば。

自宅から自走ではないときにどこをスタートにするかはなんとなく決めていますが、 中川の起点の碑は羽生駅の近くで、これといったポイントがありません。 以前読んだ「新・冒険論」という本に、 北極点に到達するときに直近まで航空機で移動するのはどこまで許されるか みたいなことを書いてあった気がしますが、それを思い出しました。 今回は当サイトのカテゴリのひとつである電動アシストのレンタサイクルを利用することにして、 秩父鉄道行田市駅近くの「観光物産館ぶらっと♪ぎょうだ」でスタート。一日1000円です。 行田観光協会のレンタサイクルは整備もきちんとされていて好印象です。 後で知りましたが義務化を受けてヘルメットの無料レンタルもあるようです。

忍川沿いに北に向かってから田んぼの中を移動。 中川の起点の碑は葛西用水路と交差する点にあります。 ここで痛恨のミス。
nakagawa

やけに新しい碑だなあと思っていたら、目立っているのは最近新設されたものらしいです。 上の写真の右端に写り込んでいる昔からあった方の起点の碑を完全に見落としていました。

行田市街に戻って「ときわ」の行田フライと「平野精肉店」のゼリーフライで昼食。 どちらも行田独自の不思議な食べ物です。店によって微妙に違うので色々行くと楽しいですよ。 行田観光協会のレンタサイクルはいくつか乗り捨てが可能なポイントがあって、 帰りはJR行田駅で返却しました。

次は綾瀬川の起点の碑に行きます。 綾瀬川も中川の支流なので利根川水系です。 実は綾瀬川をそれと認識したことは無かったのですが、 地図を見ると荒サイ左岸の綾瀬水門のあたりで目にしていたことに気が付きました。 綾瀬川の起点の碑の最寄りは桶川駅ですが、レンタサイクルは無いみたいなので 隣の北本駅でPiPPAというシェアサイクルを利用しました。

このPiPPAですが、正直お勧めしません。 パッと見良さげな自転車なんですが、なんと電動アシストではありません。 あとタイヤがノーパンクタイヤという空気の入っていないゴツゴツのタイヤで 乗り心地が悪い上に全然進みません。平坦往復15kmくらいで疲労困憊でした。 救いは一日550円と他のシェアサイクルより格安なことですが、 返却して即座にスマホアプリを削除しました。もう利用することは無いでしょう。

綾瀬川の起点の碑も2つあります。 道路沿いに目立っているのが存在理由がよくわからない巨大で立派なもの。 その10m南位置に正式な起点の碑があります。
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枯草に埋もれていて発見に苦労しました。

ヒルクライム並みに体力を消耗して北本駅に戻り、 JRで宮原に移動。最後におまけで芝川起点の碑に寄ります。 芝川はちゃんと荒川水系です。 荒サイ左岸を走ると必ず通る芝川水門でお馴染みの川です。 宮原駅からは埼玉ではメジャーなハローサイクリングで移動しましたが、 前がアレだったのでロケットのような加速に感じました。

芝川起点の碑はJR東大宮車両基地の脇にあります。 この碑は発見と接近が非常に困難で、目の前まで行かないと見えません。 ここも知らないと絶対に発見できないパターンです。 アプローチは緑のヘルシーロード終点から探すとたどり着けます。

あとはJR東大宮駅で返却して帰宅。 平野部は全部探訪したので残す川は上流部にあと2つとなりました。

2023年12月5日

秩父広域観光レンタサイクル

先月に秩父観光で利用したのでメモ代わりに書いておきます。 このあたりの観光協会はレンタサイクルが相互利用可能になってます。 シェアサイクルは都市部ではかなり普及しているものの、 観光地にはステーションがありません。 平日の利用が見込めないのでは採算が取れないでしょうし、なかなか難しいかなと思います。 なので基本的には観光協会のレンタサイクルは単体では赤字覚悟で 振興策の一環として提供する構図になっていると思います。

そういう場合、多くは借りた場所で返すことになって 乗り捨てができないのでちょっと利用しづらいです。 秩父ではそこを解消すべく複数の地域で連携しており 最長だと芦ヶ久保で借りて長瀞で返却ということもできます。 ちょっと残念なのは乗り捨ては有料オプション(1000円)ですが、 手間を考えると仕方がないところでしょうか。

今回は目的地が「はしば」だったので皆野で借りて同じ場所で返却しました。 ステーションは町役場にあってちょっと駅から離れています。 休日は裏の時間外窓口が受付になっていました。 着いた時やってないかと思ってちょっとびっくり。 職員さんはあまり慣れていない感じで利用率は芳しくないことが伺えました。

料金は3時間で嫁さん用が電動で1000円、私が一般で500円でした。 車種はどちらもブリヂストンで、電動がリアルストリームミニ(内装3段)、 一般がマークローザM7(外装7段)。どちらも整備状態は良好で、良く走りました。

本当は西武秩父で借りて長瀞まで走って乗り捨てとかやると楽しそうですが、 3時間超えると電動は2000円します。ちょっと割高感があるかなあ。 あと秩父鉄道のサイクルトレインで御花畑まで帰ってきたいところですが 長瀞駅は週末の利用はできないみたいでいまひとつ使いづらい。 なかなか苦戦しているようですが、なんとか頑張ってほしいものです。

2023年12月21日

ベロスター登場

週末、朝霞台駅でハローサイクリングを利用しようとしたら、 アプリのリストに見慣れないトップチューブのあるフォルムが。 現車を確認してみるとパナソニックのベロスターではないですか。 私は知りませんでしたが、いつの間にか投入されていたようです。

乗った感じではTB1eと比べていい意味でも悪い意味でも 少しだけスポーツ車寄りだなと感じました。 自転車としての素性は27インチよりも700Cなぶん良いようです。 一方、悪い点としては電動アシストが弱く制御も不自然です。 というか、あっという間にアシスト上限の24km/hに達してしまうので 加速だけアシストされて後は自分の足で走るだけになってしまいます。 言い換えると、TB1eはスポーツ車寄りのママチャリ、 ベロスターはママチャリ寄りのスポーツ車と表現できるでしょうか。

ところで返却時の確認メールを見て気が付いたのですが、これ料金が違うんですね。 ママチャリが30分130円なのに対し、300円と倍以上してます。 楽しかったので満足してますが、この差では需要はあまり多くは無さそうです。 自宅の最寄りは人気ステーションで、あっという間に次の人が利用するケースが多いですが、 観察していると半日くらいこれ1台だけ動きがありませんでした。 前カゴも無いし、ちょっと使いづらいかもしれません。 まあ選択肢が増えたのは良いことだと思います。

2023年12月25日

ハローサイクリング値上げ

ハローサイクリングはけっこう前の2022年春に値上げしてます。 ぼんやりと初乗りが15分だったのが30分になっただけと理解していたのですが、 私の場合は15分以内で返すことはまずない使い方なので影響はほぼ無しと思っていました。

ところが気が付いてなかったのですが、12時間料金も1000円から1800円に大幅アップしてます。 こっちは嫁さんと遠出するときにはかなりインパクトがでかいです。 値上げ前だと100回乗っても買うより安いというバーゲン価格でしたが、 値上げ後は50回ちょっとの利用で達してしまうのでだいぶお得感が薄れてしまいました。 依然として充電不要で乗り捨て可という最大のメリットはあるものの、 仮に毎日通勤で乗れると考えると 所有する場合との差がずいぶんと縮まってしまったなという感じです。

あとこの秋に板橋だけ30分180円に地味に値上げしてます。 どうも区のステーション委託の入札で動きがあったようで、 重要なステーションが別業者に変更されたことで採算性が悪化したと想像します。

どんな新サービスも立ち上げ時には採算度外視で定着を図りますが、 サービス悪化ではなく単においしい時期が終わってしまったと考えるべきかなと思います。 嫁さんとはそこそこの頻度で一緒に出先で利用しているのですが、 最近普段もあったら嬉しいと口にすることがあります。 確かにあの加速を一度経験すると欲しくなるのはわかります。 TB1eの仕様でスタッガードフレームのモデルが出れば即買うのですが、出ないかなあ。

2023年12月27日

あかぎcogbe廃止

この季節赤城山にはモウセンゴケが自生しています。 時期的にちょっと遅いかもしれませんが。 またTB1eで行ってみようかと思って状況を確認したら あかぎcogbeのサイトがリンク切れです。

ひょっとしたらと思ってサーチかけたら3/31をもって廃止されてました。 私が以前利用したときも全く使用形跡が無かったので そう遠くないうちに撤退だろうなと思ったらやっぱりですか。 着想はいいなと思って応援していたサービスなので残念です。

ちなみに20台くらいあったと思われるTB1eはどこに行ったのかというと、 同一事業者による「まえばしシェアサイクルcogbe」という 県庁あたりを中心に展開しているサービスのポートに再配備されたようです。 ただしママチャリと区別なく運用されているので 公式サイトのポート一覧ではどこにあるのかわかりません。 狙って利用するのはかなり困難だと思われます。 料金は1日最大1000円とちょっと安くなってます。 会員登録が必要で1アカウント1台制限も以前と同じ。 JR前橋駅西側駐輪場ポートのみ現金か交通系ICカード決済ができるようです。

<追記>
アプリからは現在ポートにある車種がわかるようです。 残念ながらバッテリーの残量はわからないんですが、 一応狙って利用することはできるようです。

2024年6月21日

TB1eで赤城ヒルクライム 再訪

現況が気になったので様子を見がてら赤城山に上ってみることにしました。

前日夜に確認すると、TB1eは前橋駅西側駐輪場ポートに3台あるようでした。 この辺りの拠点みたいなのでフル充電にされていると期待できます。 行ってみたら3台中2台が95%でした。

とりあえずレンタル開始して朝食と買い出しに走り出してみると、 タイヤにはほとんど空気が入っておらず、段差ではリム打ちが発生してます。 変速のインデックスも完全にずれてます。 後ろから見るとプーリーケージが大きく曲がっていてスプロケとの平行が出ていません。 フロントブレーキもアジャスタのストロークを使い切ってます。 小規模なシェアサイクルにありがちな完全ノーメンテ状態です。 軽く整備して普通に走れるようにしましたが、ポンプと携帯工具は持参必須です。

前回は小沼の八丁峠で残量5%だったので、 今回はどれだけ残量を残せるかトライしてみます。

アシスト弱にして少しタイムは落ちてますが、楽なことには変わりなく観光用途には向いてます。 工夫次第では一定の利用者は期待できると思うのですが。 ただ、整備状況を見るに将来は暗いです。来年は配備から外れていると思います。 下は群生していたモウセンゴケです。
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2024年6月22日

TB1eの評価

一般的な用途からは外れていますが、赤城山に2回上ったので この車種についてはそこそこ把握できたかと思います。

以前も書きましたが、これは良い意味でスポーツ車寄りのママチャリというのが正しい理解かと思います。 凄いのは航続距離で、アシスト弱で赤城山の上まで行って帰って残量50%ですから 一日でバッテリー切れを起こすことは事実上まずないと思います。

これまでに乗って3個体とも少し気になったのが、空走時にフロントからカラカラ音がします。 特に故障の前兆というわけではないみたいで、 モーター内部の遊びがある部品が鳴っているという説が有力と思います。 私はあんまり気にしませんが、神経質な人はダメな種類の音じゃないかと思います。

他に気になる点として、バッテリーと左足が微妙に干渉します。 私のふくらはぎは太いみたいなので、普通の人は大丈夫かも。 まあ平面に擦る感じなので実質影響は無いのですが、なんとなく気になるという程度です。

恐らくサイクリング目的で買うと後悔すると思います。 22.5kgという重量とシートチューブ後ろにバッテリーを配置した設計により 車体そのものに軽快感という要素がありません。 モーターアシストにより加速が楽なのでそういう意味では軽快なんですが、 いわゆるスポーツ車の爽快感は全くなし。 どこまでも走行感は電動アシストママチャリのそれです。 特に私の足だと平坦巡行時にアシストが切れるギリギリの速度になってしまうので 例えば荒サイに持ち込むと強風時くらいしか電動の恩恵を受けられません。

後輪ブレーキを軽く引くか、ペダルを止めると回生がかかって軽く電磁ブレーキがかかります。 あまり摩擦ブレーキの効きは良くないので、赤城山麓など長くて緩い下りは レバーを引かずにちょうどいい感じで下れますが、逆に言うともっさり感があります。 設定によりペダルを止めた時の回生はキャンセルできます。 その場合は後輪レバーを軽く引いて能動的に回生をかけることになります。ちょっと面倒かも。 なお、時速40kmより上あたりで回生がキャンセルされます。 発電量か速度を見ているのだと思われます。 この場合は最大限に回生充電しようとするとメーター見ながら40km弱にキープするという職人芸が要求されますが、 とにかく異常にバッテリーが持つのでそういうことはしないで大丈夫かと思います。

シェアサイクルでの利用では、固いグリップと柔らか過ぎるサドルに大きく不満が出ると思います。 グリップはパッド入りのグローブでなんとかなるとして、 サドルは長時間乗ると尿道が圧迫されて健康に悪そう。 いずれも購入した場合は交換すればいいだけなので全く問題ありませんが。 タイヤも耐久性重視のママチャリ用なのでカチカチです。 残念ながら27インチ630のまともなタイヤはほとんど無いのですが、 知り合いが1サイズ細いパセラに交換したらかなりましになってました。 海外通販だとシュワルベとコンチネンタルに設定があるようです。

最適な用途は、アップダウンや信号の多い通勤だと思います。 私の場合だとかつて山手通り経由で通勤したときにMTBだとかなり疲労していたのですが、 これだと本当に楽に通えると思います。 ひとことでまとめると、そこそこまともなポジションが取れる 異常にバッテリーの持ちがいい電動アシストママチャリ ということになるでしょうか。これ褒めてます。

2024年6月28日

安威川源流探訪

淀川水系の安威川は実家が高槻市の私にとって人生最初に記憶のある川で、 小学生の頃から大学受験の浪人時代まで釣りに通ったお馴染みの川です。 ならば源流の碑を訪ねてみようかと思いましたが、残念ながら情報が見つかりませんでした。 というか、関西には関東みたいに起点の標石を設置する習慣が無いみたいです。

安威川は上流で二料川と東掛川に分かれていて、 不思議なことになぜか短い方の二料川が源流とされています。 普通に考えればずっと長い東掛川を源流とするのが自然に思うのですが、 たぶんそうしてしまうと最上流部だけ京都府の管轄になってしまうので 管理上の都合で大半が大阪府を流れる二料川としたのかと思います。

私が川の管理境界を探すときに参照しているのが都道府県が出している河川整備計画書です。 大阪府の計画書を見ると驚いたことに東掛川は存在を否定されています。 ちなみに同じ大阪府が出している「安威川ダム建設事業の概要」という文書には、
「その源を京都府亀岡市竜ヶ尾山(標高413m)に発し、」
との一文があります。うっかり本当のことを書いてしまったものと思われます。 今回は公式な源流を採用ということで二料川の源流付近を訪ねてみることにします。

以前林道萩谷岡山線を走ろうと思ったら、 萩谷側のゲートの自転車不可の表示に引き返したことがあります。 たぶん反対側の空谷(からたに)橋ゲートもそうだと思われますが、ついでに一応確認に行ってみます。 今回は安威川の東隣の芥川を府道6号で北上します。 そしたらやっぱり萩谷側と同じ表示があってダメでした。残念。 不法投棄が理由ならばバイクや自転車を拒む必要はないはずなのですが、 相当悪質な走りをした人がいるのか、あるいは事故でもあったのか。

芥川の源流もこの辺りのはずで、走りながら地図で見た感じ 大阪府森林組合の資源加工センターの辺りに見えました。 ここまで獲得標高は300mちょっとで、平均勾配2%くらいでしょうか。 ところがこの支流(というか農業用水路?)には名前が無いみたいで、 後で調べたら本当の源流は田能川で樫船神社の辺りのようです。

二料川の源流はここからすぐ近くの樫田集落のあたりです。 林道細田線に入れれば樫田トンネルあたりまで遡れそうですが、 ここもゲートは無いものの関係者以外立入禁止です。
aigawa
一応おおっぴらに入れる北端のここが源流でいいことにします。 満足したので府道733号から46号を経由して実家まで全部下りです。

最後におまけで安威川茨木川合流の碑に寄り道。 安威川支流の茨木川はその昔今よりもずっと下流で合流していたのですが、 度々氾濫を起こすので1941年に今の位置に付け替えられたそうです。 合流の碑は旧川筋の最上流部にあります。

私が通っていた小学校では西河原公園がこのあたりで最もいかした公園とされていました。 高さ幅共に超巨大な滑り台の裏側には突起がたくさんあって、通称機雷公園と。 茨木川の付替えの際に安威川も少し西に寄せたみたいで、その川跡を公園に仕立てたそうです。 当時は怖くて最上部からは滑れなかったなあなどと思い出しました。

2024年8月16日

PiPPAサービス終了

厳密には電動アシストとは関係無い記事なんですが、 同じシェアサイクルというくくりでここに掲載します。

鴻巣でシェアサイクルを利用したいと思って調べたら、 9月末頃にあちこちのステーションが予告なしに廃止されて ちょっとした騒ぎになっているようです。 チャージ残額が返却されないケースも出ているようです。

どうもポートの管理など実際の運営を委託されていた会社が 最大エリアの京都を別の電動アシストのサービスに乗り換えて、 小規模な自治体だけ残って資金繰りが悪化したように見えます。 事業主体のスタートアップ企業と運営会社それぞれに言い分はあるのでしょうが、 真相は不明です。

利用者目線ではやはり元のPiPPAが ノーパンクタイヤのとんでもなく走らない自転車だったのが最大の原因に思えます。 一部エリアは10月から電動アシストを導入予定だったようですが手遅れだったようです。 確かに運営目線だとパンク対応とバッテリー管理が必要ないのは大きなメリットなんですが、 結局のところシェアサイクルはリピーターを確保できるかが事業継続のポイントなので 消滅も仕方ないサービスだったかなと思います。

2024年10月1日

ハローサイクリング伊勢市に展開

結婚30周年記念に伊勢神宮に行って来ました。 伊勢神宮は全125社から成り、最上位の正宮は外宮と内宮に分かれており、 他にも格の異なるお宮が伊勢のあちらこちらに散在しています。 あると便利だけどなと思って調べたらこの3月から展開したようです。 ポートはJRの伊勢市駅、近鉄の宇治山田駅と五十鈴川駅、駅から離れた内宮の駐車場です。

私は伊勢市駅を起点とし、正宮に次ぐ格式である別宮の 月夜見宮、倭姫宮、月讀宮とお参りし、猿田彦神社に寄り道して内宮で返却しました。 このルートはバスだと混雑がひどい上に待ち時間だらけになるし、 車だと平日でも駐車場の確保が難しいので 片道乗り捨てのシェアサイクルが最適と感じました。利用料金は2時間で730円でした。 帰りはバスにしてみたら激混みで往路の方がずっと快適でした。 残念ながら見たところ7台くらいしか配備されてないみたいですが、 内宮側のポートが5台しか置けないので返却できなくなるのがネックになっているのかな。 この返却できない問題は乗り捨て利用する際の最大の弱点になっていると思います。

伊勢市には他にもCOGICOGIというサービスが展開しているようです。 こっちは一般的なスマホ対応の無人ポートで、4時間1500円、1時間延長100円、 24時間2500円だそうです。 内宮側にポートが無いので往復利用が前提ですね。 なお、観光協会でも電動アシストは用意されていますが、 手続きが面倒そうなのと閉まるのが早いのでちょっと使いづらいでしょうか。

観光地のシェアサイクルは平日の稼働低下が問題になると思うのですが、 伊勢神宮の内宮は月曜でもかなりの人出でした。 なんとか定着して欲しいものです。

2024年10月24日

ハローサイクリング函館に展開

所用で札幌に行ったついでに大沼と函館を観光してきました。

大沼公園駅の近くにはレンタサイクルがいくつかあったので 見比べてメンテナンスが良さそうだった「V-1大沼ベース」で借りて 大沼一周14kmを楽しみました。嫁さんとゆっくり走って90分くらいでした。 料金は電動アシスト2時間1000円とリーズナブル。おすすめです。

函館に移動して市電で移動中にシェアサイクルのポートを見かけました。 調べてみるとなんとハローサイクリングがここにも展開しているようです。 この春から2027年度まで実証実験中のことです。 15分200円で12時間上限2500円です。

前日にこの存在を知らずに市電の五稜郭前から五稜郭まで徒歩で往復して結構疲れたのですが、 知ってたらJR函館駅から自走で往復したと思います。 函館は市電で色々回れるのですが、電停から微妙に離れているスポットが多いんですよね。 JR駅を起点にするとほとんどの観光スポットにダイレクトに行けるので 市電を使うよりかなり楽に回れます。 ちなみに最大の観光スポットの函館山のアクセス道路は残念ながら自動車専用で上れません。

ちょっと問題だなと思ったのがバッテリー管理。 月曜に利用したのですが、週末使った後交換されてなかったみたいで ほぼ全数が目盛りひとつ。ちょっとひどいんじゃないでしょうか。 なんとか目盛りふたつを2台確保できましたが、ちょっとお粗末です。

朝市で海鮮の朝食後に駅前のステーションで使用開始し、 ドックの方の倉庫群や旧イギリス領事館などを回って末広町のポートで返却。料金は1台1400円でした。 シェアサイクルと函館観光は相性がいいと思います。

2025年6月13日

暗峠にチャレンジ

大阪帰省のついでにある意味日本一有名な坂にチャレンジしてきました。暗峠です。暗峠の説明は省略します。 実家から自走には遠いのでシェアサイクルの電動アシストママチャリでのトライです。 RideWithGPSでルートを引くと距離2.5km標高差390mと出ました。 有名な激坂なのでバッテリーが上まで持つか気になりますが、 出力計算サイトにかけると必要なエネルギーは約120Whだそうです。あれ、意外と少ないな。 フルアシスト1:1かかるとすると残量60WhあればOKということになります。 最近のシェアサイクルはバッテリーはだいたい12Ah仕様なので、25Vとすると300Wh。 フル充電じゃなくても楽勝でいけそうに思えます。

近鉄新石切駅で残量80%のやつを選別。ちなみにこのあたりにはベロスターは配備されていないみたいです。 走り出したら空気圧が少し低かったのですがまあいいかと交換せずに出発しました。後で後悔することになります。 近鉄線のガードのところで記念写真撮って上り始めます。 下の住宅地からいきなり20%級の連続で足を休めるとこがほとんどありません。これまずいんじゃないでしょうか。 山道に入ってからの直線基調のとこが狭くて蛇行もできないのと、 頻繁に斜めに走る排水溝がけっこう広くリムがガンガン底付くのでいちいち徐行で失速するのが地味にきつかったです。
kuragari
よく写真で見かける有名な右ヘアピンは実は楽勝で外側通れば平気です。 そこから上は常識的な勾配です。標高320mまで到達すれば勝利を確信してよいでしょう。

空気さえちゃんと入っていれば電動アシストなら楽勝。MTBでちょっと無理目、ロードはいける気がしないという感じです。 下り始めて気が付きましたが残量12%でした。かなり暑かったので発熱の影響で効率が低下したのでしょうか? きちんと確認してフル充電のを選んだ方が良さそうです。 あとパワーモードにするのを忘れててオートモードで走ってしまいましたが たぶん常にフルパワーかかってた感じなので影響は無かったと思います。 下りで写真撮りまくって駅から往復1時間ぴったりでした。お手軽なレジャーとしておすすめです。

2025年7月28日

勝尾寺

暗峠が思ったよりきつくなかったので翌日どこかに行きたくなりました。 ふと勝尾寺が目に入りました。獲得標高は300m程度と実家の電動アシストママチャリでも上まで持ちそうで決定。

おそらく北摂で最もメジャーなヒルクライムコースの勝尾寺は中高生の頃たまに上ってました。 当時はやたらと長くてきつい坂という印象でしたが、改めてプロファイル見ると全然きつくないです。 どうやら当時のロー39x21Tが単に重過ぎただけのような。

実家から宮内庁指定の方の継体天皇陵あたりを経由して府道4号へ。 一般的にスタート地点とされる西田橋から少し走ると なんと路面にこちらを威嚇するミヤマクワガタ様が。断腸の思いでスルー。 電動アシストがいちばん効く速度15km/h弱で上ると、エンジョイ勢のロードなら抜くことができます。 今回も2台仕留めましたが後カゴ装備のママチャリに抜かれて心が折れたことでしょう。 中間ほどに8%くらいのとこが一瞬出てきましたが多少なりともきついのはそことあと頂上前くらいかな。 距離も5km弱と短いしちと拍子抜け感がありました。

バッテリー(13Ah)管理は、西田橋(標高100m)までは2速エコ固定で節約して目盛3でスタートし、 きつめのとこだけ2速オートとしました。 入ってすぐに目盛2でピーク(400m)に着いたところでちょうど目盛1に。 100mくらいなら確実に上り返せそうなので少し裏側に下りてみました。 箕面の滝の駐車場まで下りてみたらマイナス150mでした。 滝まで少し歩きそうなのでそのまま上り返すことにしましたがこれちょっと足りないかも。

西側は少し勾配きつめですがオート使うと上まで持たない気がしたので2速エコ固定で頑張ります。 ピーク過ぎて下り始めたところで点滅し始めましたが結局実家まで3速エコ で持ちました。 走行距離37km、獲得標高は300+150 = 450mくらい。

北摂地区からだと12Ah仕様なら2速オートにしておけば勝尾寺までなら余裕を持って往復できそうです。 皆さん週末にママチャリでロードを抜いてみるのはいかがでしょうか。

2025年7月29日

富山市のシェアサイクル

出張で富山に行った際に少し利用してみました。 率直な感想としては日本一自転車に向いてない都市だなという感じです。

富山市にはハローサイクリングの展開はありません。 あと、地方都市によくある駅前の観光協会で一日500円とかのレンタサイクルも無し。 ではどうなっているかというと、これも地方都市あるあるの独自展開のシェアサイクルです。 だいたいこのパターンは失敗例なんですが、富山市はどうでしょうか。

独自アプリでビジターだと で2日間500円使い放題で契約可能です。 1回の利用につき30分までは無料ですが、そこを過ぎると利用時間に応じた延長料金が別途かかります。 富山駅のステーションでアプリを起動してロック解除。 ダウンチューブに溶接されたプレートがステーションと合体するかなり頑丈なシステムです。 で、走りだそうとして気が付きました。これ電動アシストじゃありません。一応内装3段ではありますが。

目的地は駅から北東に6kmほど離れた寿司屋だったのですが、 とりあえずR8までまっすぐ北に走ってみたらこれが大失敗で、ほとんどの交差点が車しか通れない構造になってます。 では1本外れてみるかと思うと抜けておらず幹線に戻れない構造になってます。 富山市では事前にルート決めておかないととんでもない遠回りをさせられます。 ほとんど自転車を見かけないなーと思ってましたが完全に車前提で自転車の移動は全く考慮されてない感じです。 帰りは最初に南下して別ルートから帰ったらまあまあ普通に走れましたが、それでも油断すると抜けてない道が多かったです。

ステーションは富山市街に集中していて、外に出ることを全く想定していないようでした。 寿司屋の近所にもなかったので借りっぱなしです。結局食事も含めて延長54分200円でトータル700円でした。 ちなみに延長が60分越えるとさらに+500円です。 まあ電動アシスト無しでそこそこの距離を走る人はいないでしょうから狙い通りと言えばそうなんですが、 観光客がポタリングしてみるという使い方は向いてないです。 良いなと思ったのはステーションの収容台数。かなり余裕があるので返却難民はほぼ発生しないと思います。といっても私の他に利用者は見かけなかったのでそう遠くない将来サービス終了じゃないかと予想します。

2025年10月7日
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